病院で診てもらおうと思っても、どの科に行けばよいのか分からない、または今通っている病院で受けている治療を続けるべきか悩んでいる、という患者さんは意外に多いようです。
言葉を滑らかに話すことができない、いわゆる吃音の原因としてはいくつかのものが挙げられています。神経や筋肉、聴覚に異常がある場合や、ストレスやプレッシャーなどの精神的要因、また長期間に渡るクセや身近な人の真似が悪癖となって身に付いてしまった、などが原因として考えられているようです。
どもりに起因する二次障害のうち、最悪なものが自殺にまで至ってしまうケースです。 どもりではない人からすれば、「どもりが原因で自殺なんて…」と思うかもしれませんが、そうした「どもりくらい」という考え方が、どもりの症状に悩む人を苦しめ、最悪の場合、自殺に追いやってしまう事もあるのです。
どもりにおける聴覚療法とは、その原因が聴覚の異常にあるという考えに基づいた治療法を指します。 どもり症の人に見られる癖として、どもらずに言えるかどうかを言葉を発する前に確認している事が挙げられます。
両親のどちらかにでも吃音障害がある場合、自分の子どもにもそれが遺伝によって受け継がれてしまうのではないか、と心配される方が殆どだと思います。 特にお母さんからすれば、子どもと過ごす時間が圧倒的に多いため、思い悩むのも当然です。